《ヤマハ・ラウンド・ザ・ワールド号について》
(キット取り説より)
世界一周、約6万キロの大舞台で競われるヨットレースが4年に1回開催される「ホイットブレッド世界一周レース」です。
南氷洋やホーン岬といった海の難所を走りながら、8ヶ月を越える長期間にわたって繰り広げられる過酷な耐久レースは概要サバイバルレースとも言われます。
6回目を迎えた’93〜’94の大会に日本から初挑戦したのが「ヤマハ・ラウンド・ザ・ワールド」号です。
この大会から新設されたW60クラスという全長18.5〜20mのヨットで争われるクラスに出場。
コンピューター制御されたウォーターバラストタンクの装備や最新の船体形状などが話題を集めたのです。


苛酷な耐久ヨットレース「ホイットブレッド世界一周レース1993-94」への挑戦
(ヤマハHPより)
パリ・ダカールラリーが陸上における最も苛酷な耐久レースなら、ホイットブレッド世界一周レースは海を舞台としたヨットによる最も苛酷な耐久レースです。
イギリスのサウサンプトンをスタートしたレース艇は大西洋を縦断して、赤道付近の無風帯から南氷洋の荒海を超え、
南極大陸を一周する形で大西洋を北上してアメリカに渡り、さらに大西洋を横断して再びサウサンプトンに戻るというコース。
6レグ(区間)に分かれたコース全体の帆走距離は32,000マイル(59,218km)にもおよび、約8ヶ月間にわたる極限状況下での人間ドラマが繰り広げられます。
ヤマハ発動機はこのレースに、ニュージーランドのセイラーを中心としたチームと合同で<ヤマハ・ラウンド・ザ・ワールド>シンジケートを発足させて参戦し、
世界を舞台としたヨットレースのマネージメントにチャレンジ。
併せて、ヤマハ発動機社員でもあった小松一憲を<YAMAHA>号にクルーとして出場させて、日本人として初挑戦にして初優勝の快挙を演出したのです。

現在ではスポンサーが変わりVolvo Ocean Raceと呼ばれています。



(2009.07.20 組み立て完了)


退役したCR914と

CR914復活計画思案中

キールの強度不足に悩みました。

ヘルムスマン目線で(@_@)

キール内部にカーボン補強実施

一通りの艤装パーツも設置

製作に当たって、一部変更・改良しました。

・キールの補強
標準のままではフニャフニャでどう考えてもNGっぽいです。
キール内部にカーボンロッド、カーボンロービングを仕込み、エポキシ樹脂をたっぷり封入し強度アップを図りました。

・マストのジョイントの変更
キット付属のインナージョイントはプラスチック製の物でした。
このインナージョイントが金属製に変更されているとの情報を頂きタミヤに連絡したら
補修部品として在庫されていましたので早速取り寄せて変更しました。
マストがカチッとします。

・ブームバングの改良
リンケージロッドをターンバックル式に変更して
いちいちロッドエンドを外さなくてもバンクの調整が出来るようにしました。

・サイドステー、バックステーをステンレスワイヤーに変更
サイドステーのシュラウドアジャスターもテトラのターンバックルに変更
これは、単純にカッコいいかな?って思っただけ。
サイドステーの取り付け方法を標準のスナップからSカンに変更
リグの組み立て、解体が容易になります。

・メインシート、ジブシートをダイニーマ(PE)6号に変更
これは、滑りが良くなるから良い変更のはず!?




初  帆  走
(2009.07.26)

いつものようにTakeちゃんを誘い出しヨットの進水式を行いました。
この場所は、家から30分くらいの場所で穏やかな川と河川敷は飛行機も飛ばせる空物・陸物・水物と何でも楽しめる場所です。
雨上がりの川で普段よりも川の流れはありました。
無風に近い穏やかな風から4〜5m/s位の風まで不安定なコンディションでした。
それでも、それなりに楽しく走らせることが出来ました。

CR914と比べると腰の強さが感じられました。
ワイドなハルのおかげでしょうか?さすがに外洋レーサーって感じです。



穏やかなときには問題無さそうですが、強風時ヒールの激しい時にはかなり水が入ってしまいます。
おそらくハッチからの浸水だと思われます。
ハッチの防水をもう少しきっちりと対策しないといけないようです。

















































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