サンワ杯サーマルグライダー大会
2004.06.13

京都のKMA飛行場で行われたサンワ杯サーマルグライダー大会に参加してきました。
この日は非常に風が強く(7〜10m/s位以上は吹いていたかな?
(普段なら絶対に飛ばさずに帰ってきます。)非常に厳しいコンディションでした。
オープンクラスでは80号のラインが10回くらいは切れていました。
(これでどれくらいの風か想像できますか?)
強風でもサーマルは感じることはできるのですがサーマルが流れるのが早くてなかなか追いついていくことが難しかったです。
うまいことサーマルをつかまえて高度を獲得できても戻ってくるのが非常に苦しくなってしまいます。


私はオープンクラス第2ラウンドでサーマルを捕らえ高度をある程度獲得できたのですが
遠くまで流すのが怖くて中途半端にしか流しきれずサーマルの後から追いかけてくる
シンクに捕まり高度をロスしてしまい何とか飛行場内まで戻ろうともがいたのですが結局堤防の裏まで帰ってくるのがやっとでした。
そんな中F3J世界戦出場選手の岡本さんと大能さんは確実にサーマルを捕まえ強風を物ともしないすばらしいフライトをしていました。
そんな厳しいコンディションでしたがオープンクラスの競技2回目で5/16の成績で私としては満足しています。


電動級は富士川大会で使ったアーバンをそのまま持っていったのですがこの強風でまともに飛ぶかどうか心配でした。
持っているだけでバンザイしそうで下手に飛ばせば空中分解は必至と思われました。
マジでリタイヤも考えるほどでしたが機体を壊すのを覚悟の上でチャレンジしました。
機体に負荷のかからないフライトを心がけ何とか無事に競技を終えることができました。


HLGオープンクラスはDL−Xで参加しました。
久しぶりに関西勢のランチを拝見したのですがまた一段と獲得高度が上がっています。
(一体どこまでいくのやらって感じです。)
ここの飛行場は風上側が少し小高くなっていてさらに背丈の倍くらいの葦が生えています。
強風プラスその影響で難しいコンディションになっていました。


全般的に全クラスを通してMAXを獲得できたのは何回あったのでしょう?
恐らく10フライト位あったかな?と言う程度だったのではないかと思われます。(違っていたらごめんなさい。)


強風の中でとてもつらく厳しい競技会でしたが得る物は大きかったと思っています。

電動クラスから競技が始められ第1組で緊張気味の
竹上君とアーバン

私とアーバンの競技開始前の最終チェック

アーバンフライト中強風の中悪戦苦闘しています。

画像にすれば綺麗な青空の下綺麗に飛んでいます

オープンクラス F3J日本チャンプの大能さんが
ホルダーを努めてくださいました。

翼型を変えながら?サーマルを捕らえていた実機?です

サギッタでしょうか?
とても綺麗な機体でした。

ほとんどウィンチは巻かずに曳航されていました。

往年のF3B機 バードオブタイムです。
幾度とない策切れでパラシュートも在庫切れで
ハンカチを付けています。

このバードがラダークラスの優勝機です。


すばらしいフライトでした。

三和の社員の方がラインのリトリーブをしてくださいました

第1ラウンドが終わり翼を休めるF3J機たち

富山サーマルの優勝機(両津さんのコラドです。)

こちらは内灘の大室さんのコラド
低いサーマルを果敢に拾っていました。

名機ツナミ

今大会優勝機 岡本さんのパイク
最後にはちょっと非行に走った?

大能さんパイク
岡本さんの機体と同型 世界戦用特別仕様だそうです。

竹上君のイレーザーと私のエスケープ

エンデューロです。

HLGクラスとミニクラス競技風景です。

関西HLG界の猛者たち


競技結果です。



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