F3J−Competition machine
2004.09.11
(Tsunamiが届いた日)

今年初参加のF3J日本選手権用戦闘機として実戦投入予定です。

この飛行機は2002年のF3J世界選手権にてワールドチャンピオンに輝いたF3J Competition machineです。
(私のようなへたくそはハード面でアドバンテージを稼がなくっちゃ!)

実は選手権用にはコラドクロステールを計画していたのですが
選手権一ヶ月前になっても飛来の様子が見られなかったため急遽変更導入いたしました。
これでESCAPEとTSUNAMIの2機体制が整いました。
Rainbowを失ってからESCAPEだけでそれはもう心配で心配で・・・・
一機だけでは万が一の時はそれで終わってしまいますから、特に競技会ではね。


送られてきた状態です。

機体のみの重さが1435gとかなりの軽量機です。
胴体はそれなりに固い感じがしますが、翼はかなりペコペコした感じです。
少し強く掴むとミシッと音がします。(^_^;)

Detailed information
翼    長
3250 mm
翼 面 積
66.3 dm2
翼    型
HQW2.5/8.3〜/7.9〜/8.5
機    長
1490mm
全備重量
1890g
バッテリー
ニッケル水素4.8V 2000mA
翼面荷重
28.5g/dm2
エルロンサーボ
JR DS361×2
フラップサーボ JR DS161×2
エレベーターサーボ
JR DS3401
ラダーサーボ
JR DS361
受 信 機
GWS RD8-SS Dual-Conversion


組み立て
何を隠そう、この手の競技機はF3B機のRainbowWb・F3J機のESCAPEと所有しているのですが
どちらも中古機を譲っていただいた物で、新品を購入したのは今回が初めてです。
メカの積み込みももちろん初めてです。
今までの2機はメカトラブルもなく全くのメンテナンスフリー?でしたので搭載されていたメカには触ったこともありませんでした。
TSUNAMIもこれにあやかりメンテナンスフリーで行きたい物です。

まず、ウィングサーボをどのように搭載しようかと考え、最初はトラブルがあった場合にはすぐに取替が出来るように
ネジ止めにしようかとあれこれ試行錯誤してみましたが今までの経験(仕事や生活も含めて)で複雑?な物は
それが原因でトラブルを招く恐れが往々にして有るという結論に達して簡単・確実・単純・シンプルイズベストと言うことで
直接接着することにしました。接着剤はエポキシではカリッとしすぎで経年変化で脆くなると考えスーパーXを使いました。
クラブの先輩はバスコークを使っていると教えてもらいました。
あと一つ、教えていただいたアイディアとして万が一外したい場合の事を考えPE糸を仕込んでおきました。
外したいときにはこの糸をワイヤーソーのように使って接着面を切断しようと考えています。
(未経験ですのでうまくいくかどうかは???ですが・・・・。)
と、言った具合にエルロンサーボは取り付けました。
フラップサーボも同様に・・・・と思ったのですが、
こちらは普通に4mmのベニヤでマウントを作ってビス止めにて搭載しました。

この機体はリンケージパーツもすべて揃っていて苦労せずに組み立てが出来ます。
配線もしっかり完成していて半田付けも不要です。(ラクチン・ラクチン!)
各舵のホーンもナットが機体にインストールされていてネジ式のホーンの長さを合わせてカットしてねじ込むだけです。

ラダーとエレベーターのサーボを搭載は機首部のI形の部分を切り抜きタッピングビスで取り付けます。
この部分はオールカーボンのように見えますがセンターにはベニヤ?がサンドイッチされていました。
そして、削りカスが灰色でしたのですべてカーボンでは無いような感じです?
切り抜き部分はサーボ搭載部分の最少にとどめたかったのですが受信機がノーズコーンと干渉してしまいましたので
仕方なく受信機搭載部分も切り抜いてしまいました。

ぼちぼちと組み立てても3日も有れば十分飛行可能状態までいきます。

セッティングデータ
ハードの方は推奨されるデータが手に入りませんでしたので
初期設定は適当にやっておきましょう。(そんなんでいいんかい!?)
ソフト面は、以前ESCAPEのデータを世界選手権出場選手の酔い師匠に
メモリーカードのコピーを頂いたときに一緒TSUNAMIのデータも入っていたので
これを自機に合わせて数値を変えて取りあえずの初期設定は“良し!”としておきましょう。

初フライトの様子から選手権一週間前の出来事

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