Wind-Rider No.001

2007.07.29

初めての自作直張りＤＬＧが完成しました。
かねてから作ろうと思っていてなかなか手が出せなかったのですが、
今回やっとの思いで完成にまでこぎ着けました。
しかし、とりあえず練習のつもりで製作を始めた事もありかなり出来はよろしくありません(-_-;)

今回、製作にあたり重い腰を上げたのは大阪のＨさんの工房を訪れたことが大きな起爆剤になりました。
彼の製作の機体を譲っていただき製作のノウハウを聞かせていただきいとも簡単に製作してしまう印象を受けました。

しかし、やってみると決して簡単な物ではありません。

まず、いままで数回チャレンジする物のなかなか納得がいかなかったコアのカッティングです。
今回も２～３回の失敗がありました。
（最終的にテンプレートをベーク板で製作するのが一番良い感じにできました。）

それから、電熱線ですが今まではニクロム線の０．２mmくらいの物を使っていました。
これだと、細くてテンションをかけたときに通電すると伸びたり断線したりでテンションが緩んでしまっていました。
今回は、ステンレスの針金（０．３mmくらい）を使いました。
これは、結構丈夫でかなりのテンションをかけても切れることがありませんでした。
これで何とか使用に耐える主翼コアができました。
（しかし、仕上げのサンディングの際、後縁を破ってしまいました。）
ここで、きっちり補修をしておけば良かったのですが、それを怠ったため見苦しい完成になってしまいました。(-_-;)

今回は、画像でもわかるとおりスパー材を省略して前縁部分にカーボンクロスを張りました。

クロスの取り扱いも難しい物で、簡単に解れてきてしまいます。
こういった所がきっちりできれば綺麗な仕上がりになるのですが・・・・・。
ここでも、Ｈさんのアドバイスによりカットする前のスプレー糊（スコッチの７７）を軽く吹いておきました。
それでも、なかなか綺麗に納めることができませんでした(-_-;)

あと、気を付けなきゃいけないのが
作業の手順毎にきっちりと掃除をしなくてはならないことです。
特にカーボンクロスを使う場合これを怠ると、切りくずを一緒に張り付けてしまうことになります。
（画像に移っている黒い点々がそれです。）

今回、ポッドも作ろうかと型の削りだし迄は工作したのですが
ふと、ジャンク置き場を見ると以前使っていたラディナのポッド＆ブームがサーボが乗ったまま有りましたのでそれを使うことにしました。

で、この機体はどういう物かといいますと・・・・・
スパン１３５０mm．主翼中央コード１６５mm．全備重量１９２ｇ．翼面荷重１０．２１ｇ/ｄｍ＾2です。
なんで小さくしたかと申しますと、とりあえずの製作練習用と言うこともありますが
小さくしたぶんだけランチ高度が稼げるかな？
荒れたコンディションの時に若干量のウェイトの搭載で風に翻弄されにくくなるかな？
（体積（面積）当たりの剛性のアップも図れるかな？）

フライトインプレッション

とりあえずの試験飛行だけしました。
まずは手投げから各舵のトリム調整・・・
だいたい合ってました。

軽くディスカスランチ
エレベータのプリセットが・・・・・・ｱﾜﾜ
どこで設定するのか？？？？
わからないので、トリムをチョンチョンと
（帰ってきてからあれこれと弄っていたら何とか発見しました。）
軽いランチでもまぁまぁの獲得高度です。
ランチ後、エレベータのトリムをチョンチョン・・・・ﾒﾝﾄﾞｸｾ
この日はコンディションが良かったのか即座にサーマルゲット！
グリグリ回して・・・サーマルを乗り継いで・・・・
４５°のダイブで重心の観察
また、サーマルを見つけてグリグリ・・・・
宙返りをして・・・・・・
おかえりなさ～いとハンドキャッチ！
いい感じじゃん！！！

気をよくして、再びランチ！
ｱﾜﾜ・・・・・ランチのオフセット（トリムにて）を忘れて宙返りしそうなランチ

今度はトリムを合わせてちょっと強めのランチ
オフセットを直す（トリムを戻す）のがめんどくさいのでそのままで
すぐに降ろしてもうちょっと強めのランチ
ん？？？
ヤな感触・・・・・
ペグの補強が足りなかったようでモゲてしまいました。
と言うことで、初フライトはここまで。。。。ﾁｬﾝﾁｬﾝ
。。。。。（こんなの、フライトインプレッションか？？？？）。。。。。

悩ましい新しいプロポ
先月、長女の留学先での卒業式に出席した次女に頼んで
SoaringUSAでMultiplexのRoyal Evo 9を買ってきてもらいました。

こいつがまた悩ましいのなんのって一筋縄ではいきません。
取り説はもちろん英語です。
（私は英語は大の苦手）
翻訳ソフトで翻訳してもなんだかよくわかりません。
日本語での唯一の情報がY-projectというＨＰにＵＰされています。
わたしは、こちらを参考にさせていただき何とか各舵が動くようになりました!(^^)!

このプロポかなりの潜在能力がありそうできっちりと理解して使いこなせるようになれば“Ｒｏｙａｌ”の称号に恥じない物になりそうです。